KC’sは消費者被害の回復ができる特定適格消費者団体をめざします。
消費者庁・消費者団体訴訟制度シンポジウムのご報告
2013.03.14(No.10000353)
消費者庁主催 消費者団体訴訟制度シンポジウム  STOP!消費者被害 ~消費者団体訴訟制度ってなんやねん?~ 開催報告

 消費者庁が消費者団体訴訟制度の普及啓発のために全国5地域で開催。関西では競争入札でKC’sが受託し3月14日14時~16時に新大阪で開催し、76人が参加しました。
 
 シンポジウムの内容は、まず、適格消費者団体の差止請求活動の報告として京都消費者契約ネットワーク増田弁護士より、冠婚葬祭互助会に対する差止裁判の成果などの報告がありました。また、消費者ネット広島山田副理事長より、成人式の貸衣装のキャンセル条項の差止裁判について和解で改善された成果などの報告がありました。
 つづいて林家染二さんに「消費者被害と消費者団体訴訟制度」をテーマとした落語を演じていただき、笑っているうちに悪質商法の手口を学ぶことができました。
 休憩をはさんで大高弁護士から、集団的消費者被害回復に係る訴訟制度の解説をいただきました。
その後「消費者団体訴訟制度による差止訴訟の到達と新制度への期待」というテーマでパネルディスカッションを行いました。コーディネーターは京都産業大学法科大学院法務研究科長の坂東俊矢さん、パネリストは弁護士でひょうご消費者ネット理事の上田孝治さん、全国消費生活相談員協会関西支部長の安田順子さん、奈良県生活協同組合連合会専務理事の辻由子さん、消費者委員会の専門調査会委員として制度の審議にかかわってこられた弁護士の大髙友一さん。消費者団体訴訟制度の創設時の期待を大髙弁護士から紹介してもらいました。続いて、ひょうご消費者ネット、KC’s、全相協がそれぞれ取り組んで来た差止活動の成果が紹介されました。その後、上田弁護士から制度の到達点、課題について紹介されました。最後に、大髙弁護士が新制度によって実現したかったこと、消費者被害の発生や拡大を防止する消費者団体訴訟制度から消費者被害が回復できる新制度の早期成立への期待が話されました。
 まとめとして京都消費者契約ネットワークの増田弁護士が、現在の制度の活用と新制度の早期成立を目指して引き続き消費者被害を防止し、回復する活動を進めていこうと呼び掛けて終了しました。
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