日本サメ軟骨普及協会への「お問合せ(その4)」に対して回答が届きました。
2021.11.05(No.10001165)
 日本サメ軟骨普及協会(以下「協会」という。)は、サメ軟骨由来成分を含有する健康食品が変形性膝関節症を始めとする疾病に関し、治療・予防の効果・効能を有する旨を新聞折り込みチラシで広告していたことから、当団体は、これについて医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下「薬機法」という。)に違反するものであると判断し、表示をやめるよう、2021年5月12日付けで「要請書」を送りました。
 これに対し、協会は、6月21日着の書面にて、「広報活動については、疑念を持たれない内容を確立するまで無期限に停止します。」と回答しました。しかしながら、2021年7月、当団体が表示をやめるよう要請した内容で、新聞折込チラシの広告が行われたことが確認されたことから、当団体は協会に対し、10月5日付けで4度目のお問合せを行ったところ、11月2日、協会からの回答が届きました。

【協会に対する質問事項】
1.貴協会は、「広報活動については、疑念を持たれない内容を確立するまで無期限に停止します。」と回答されていますが、具体的には、いつから広報活動を停止するのですか。

2.貴協会は、広報活動について、「疑念を持たれない内容を確立する」ことを予定しておられますが、具体的には、どのような措置を行われるのですか。

【協会からの回答】
1.KC'sに回答を行った2021年6月21日頃、広報活動を停止したが、すでに準備をしており且つ差止が間に合わなかった事例があったと思われる。現在はすべての広報活動を停止している。
2.「疑念を持たれない内容を確立する」については、検討中である。

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