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当団体は、JNTLコンシューマーヘルス株式会社(以下「同社」といいます。)が提供している洗口液「リステリン」の商品ラベル(ショルダーラベル)について、「殺菌力がNо.1である」と誤認する可能性があることから、景品表示法上の優良誤認表示に該当すると判断し、2023年8月28日付け「申入書」でその差止めを求めました。
申入れに対し、同社は、商品ラベルは、殺菌力がNо.1であるかのような印象を与えることを意図したものではないが、当団体の指摘を受け止め、表示を見直すこととし、小売店で販売する商品については、以下のように回答しました。
・小売店で販売する商品には、「殺菌力」との表示を削除した新たなアテンションステッカーをショルダーラベルの上に重ねて貼付した状態で出荷する。
・ショルダーラベルそのものは、2025又は2026年中には、表示変更することを予定する。
この回答後、新たなアテンションステッカーを重ねて貼付して表示を見えなくする措置が実施されたことを確認できましたが、一部の商品ではショルダーラベルがそのまま見える状態で販売されているものもあることから、当団体は2024年3月28日付けで、その改善を求める「要請書」を送付しました。
それに対し、同社は4月30日付け回答書において、「ショルダーラベルのデザインの変更を可及的速やかに行うべく、計画を前倒しして進める」との回答しました。
その後、当団体では小売店店頭で販売されている商品を調査しましたが、2024年12月時点においてショルダーラベルの変更は確認できなかったことから、ショルダーラベルの変更に関する実施状況について、回答を求める「ご連絡」を送付しました。
2024年12月27日付け「ご連絡」
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