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鍵開け・鍵の交換の出張サービスの依頼の際にはご注意を!

 ここに気をつけて!
 ❶ 依頼をする前に、鍵開け・鍵の交換の出張料金・作業料金の詳細について見積も
  りを依頼しましょう。
 ❷ 出張の依頼をして作業員が駆けつけた後に消費者の都合でキャンセルをする場合
  キャンセル料・出張料金を支払わなければならないのかどうか、どういう場合に、
  いくら支払わなければならないのか、依頼をする前に必ず確認しましょう。
 ❸ 鍵の開錠には、部品の破壊をともなう場合がありますので注意しましょう。
 ➍ 納得がいかない場合はその場で支払わず、消費生活センターに相談しましょう。

 当団体は、消費者より寄せられた情報に基づき、鍵開け(解錠・開錠)や鍵の交換の出張サービスを行う事業者との間で、「お問い合わせ」等の意見交換を実施しました。
 その後、同事業者はホームページ上の表示を変更するなど、一定の改善がみられたことから、当団体は、一旦、申入れ活動を終了することとしました。
 今回、当団体はこのような経験を踏まえ、鍵開け・鍵の交換の出張サービスを行う事業者(以下、「業者」といいます)の広告(ホームページなど)における料金・サービス内容の見方、その他、業者に鍵開け・鍵の交換の出張サービスを依頼するに際して消費者が注意しなければならない点について、多くの有益な知見を得ることができましたので、以下のとおり注意喚起をさせて頂きます。

❶ほとんどの業者の広告(ホームページなど)では、鍵開け・鍵の交換の出張作業の
 料金は、「○○円~」と表示されています。これはあくまでも最低金額を示したも
 のであって、依頼するサービスの内容・鍵の種類・作業内容等によっては広告に表
 示されている最低金額よりもはるかに高額な料金がかかることが少なくありません。
❷出張を依頼して作業員が駆けつけた後に、依頼をキャンセルする場合のキャンセル料
 金・出張料金など結果的に業者に依頼をしなかった場合にも予想外の料金がかかって
 しまうことがあります。
❸消費者が通常想定する鍵開けは、特殊工具等を使った破壊を伴わない「解錠」である
 と思われますが業者の中には、一部の部品を破壊して鍵を開ける破壊開錠(開錠)も
 「鍵開け」をしたものとして取り扱われることがあり、この場合、業者から破壊開錠
 をすると提案されて消費者がキャンセルをした場合には消費者の都合によるキャンセ
 ルとして取り扱われ、キャンセル料や出張費用が請求されることがあります。

 このように、業者に鍵開け・鍵の交換などの出張サービスを依頼した際のトラブルが多発しており、下記のとおり、国民生活センターも注意喚起をしているところです。
 こうしたことから、業者に鍵開け・鍵の交換などの出張サービスを依頼する際は、上記の3点を確認・注意の上、慎重に依頼をするようにしましょう。

 参考(国民生活センターの注意喚起)
 ◆鍵開けで高額請求された!
  http://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2018_25.html
 ◆契約していないのに出張費を請求する、鍵の出張修理業者
  http://www.kokusen.go.jp/jirei/data/201706_1.html
 ◆契約していないのに出張費を請求する、鍵の出張修理業者(国民生活2017年6月号)
  http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201706_12.pdf
 ◆鍵の修理 高額請求にご注意
  http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen294.html

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