KC’sは消費者被害の回復ができる特定適格消費者団体をめざします。
2011年度通常総会&記念シンポジウム「新しい消費者救済制度で、私たちのくらしと事業活動はどう変わるの?」を開催しました。
2011.06.25(No.10000255)
○2011年度通常総会
 総会では、KC'sの西島秀向事務局長が、2010年度事業報告(第1号議案)と決算報告(第2号議案)・役員選任(第3号議案)について提案を行いました。提案に続いて、2011年度の事業計画について報告しました。西島事務局長は「2011年度は、集団的消費者被害救済制度の議論が本格化する年です。全国の他の8つの適格消費者団体とともに消費にとって使いやすい制度の早期実現を求め論議を進めます。また、『差止請求事業』は関西圏を中心に一層活発に行うとともに、『公正な市場づくり』を願う消費者・事業者・行政のネットワークを強め“広く消費者とつながる”活動を進めます」と今年度の活動方針を報告しました。
 なお今回の役員改選を持って北川善太郎会長、千神國夫副理事長、島征一郎監事が退任され、安本正男さん、坂本茂さんが新理事、松山治幸さんが新監事に就任されました。

出席表決件数137票/表決権総数174票
1号議案 10年度事業報告承認の件 賛成多数で可決
2号議案 10年度決算承認の件   賛成多数で可決
3号議案 役員選任の件   賛成多数で可決

○総会記念シンポジウム
 記念シンポジウムでは、KC’sの現在の到達から、集団的消費者被害救済制度の概要と、この制度ができて消費者や事業者をめぐる環境はどう変わっていくのか?について論議しました。
 2つの検討グループ活動報告に続いて、検討委員長の五條操弁護士が2010年度の差止請求事業のまとめを報告しました。
 シンポジウムのメインテーマである「集団的消費者被害救済制度」についての概要を大髙友一弁護士に説明いただいたあと、アド☆コン座のみなさんによる「もうすぐ始まる集団的消費者被害救済制度」と題した寸劇がありました。学納金返還訴訟や情報漏えいを事例として、楽しく熱演していただきました。
 後半のパネルディスカッションは、パネラーに大髙弁護士、五條検討委員長と消費者代表として検討委員の仲宗根迪子さん、相談員の三木澄子さん、コーディネーターは弁護士の野々山宏さんで行いました。
 パネルディスカッションでは、消費者被害が減っていない実態などが出され「救済制度を通じてもっと消費者にとって役立つKC’sになっていきたい。」との思いが語られました。
 会場からの質疑応答の後、この制度は各々の立場で期待しているし、それぞれ制度が有効活用できるよう頑張る、との決意表明があり、シンポジウムを終了しました。