KC’sは消費者被害の回復ができる特定適格消費者団体をめざします。
ひょうご消費者セミナー2010を開催しました。
2011.03.18(No.10000261)
 2011年3月18日(金)、神戸市内で「ひょうご消費者セミナー2010」が開かれました。主催は、兵庫県生協連・コープこうべ・ひょうご消費者ネット・KC’s。後援は兵庫県・神戸市。当日は、東北地方の震災から間もない状況にもかかわらず100名近い方々にご参加いただきました。
 はじめに、「消費生活相談窓口の現場から」と題して、全国消費生活相談員協会の増田淑子さんから、どのような消費者トラブルが多いのかについて報告いただきました。
 続いて「消費者団体訴訟制度」が私たちのくらしにどうかかわっているのか?を、ひょうご消費者ネットが取り組んでいる「企業ポイントの問題」を題材に「アド★コン座」が寸劇で紹介し、弁護士の鈴木尉久さんが解説を行いました。鈴木弁護士は、企業ポイントは「換金性があるため、消費者は『お金と同じ』という認識がある一方、企業はポイントは無料で付与するサービスのため『おまけ』の感覚である。また、ポイントに関する法規制も存在しておらず、消費者保護のない分野」だと紹介し、「個人では企業に対抗することは難しいが、適格消費者団体であれば、消費者団体訴訟制度を利用して消費者に一方的に不利な契約を改めさせることが可能である」として、消費者トラブルや被害情報を適格消費者団体に情報提供してほしい」と呼びかけました。
 コープこうべが取り組んでいる地方消費者行政の調査報告に続いて、記念講演が行われました。
 記念講演では「ひょうご・まち・くらし研究所」の山口和史常任理事・常任研究員に、「消費者被害を防ぐまちづくり」について講演していただきました。山口さんは、消費者被害を防ぐには「近所の目が届けば被害の未然防止・拡大防止につながるものが多い」として、地域のコミュニケーションの重要性を強調されました。