KC’sは消費者被害の回復ができる特定適格消費者団体をめざします。
 2012年度ひょうご消費者セミナー ~ 消費者はもう泣き寝入りせぇへんでー ~を神戸で開催報告。 
2013.03.12(No.10000352)
コープこうべ、兵庫県生協連合会、ひょうご消費者ネット、消費者支援機構関西の4団体共催で3月12日(火)13:00~15:30兵庫県民会館パルテホールにて2012年度ひょうご消費者セミナーを130人の参加で開催しました。兵庫県、神戸市に後援していただきました。
内容は、コープこうべ山添常勤理事の挨拶のあと、消費者団体出身の消費者庁阿南久長官に「消費者庁の現状と今後の課題」について、消費者に対して注意喚起しているとりくみ、長官就任以降各地の行政の首長と消費者行政について懇談したり、職員に様々な研修として現場に赴くように指示していることなどの紹介がありました。また、今年度の施策や重点を置いている集団的消費者被害回復制度についての進捗状況の紹介がありました。
 その後、寸劇として大阪大学学生劇団「ちゃうかちゃわん」とKC’s西島事務局長による、集団的消費者被害回復にかかわる訴訟制度を学納金の問題を例に新制度が実施されれば具体的にどのようになるのか理解を広めました。
 休憩後のパネルディスカションではコーディネーターにKC’s常任理事二之宮義人弁護士、パネリストとして、兵庫県生活科学総合センター主幹兼相談調査課長の本多 三洋子さん、兵庫県立大学環境人間学部環境人間学科2回生の村上りささん、ひょうご消費者ネット理事の上田 孝治弁護士に登壇いただきました。兵庫県では69000件の消費者被害が起きていること。IT関係が1位を占めていることなどの報告が本多さんからありました。学生の被害の現状を村上さんが報告。消費者団体訴訟制度に基づく専門学校の前払い授業料の返還についての差止活動について上田弁護士に報告いただきました。後半では新制度のしくみ、必要性がわかりやすく紹介され、参加者の理解が深まりました。
 最後に、「長官への質問カード」で寄せられた意見や質問に対して阿南長官から丁寧にお答えいただきました。
参加者からは、消費者庁への期待、長官の誠実な人柄への好感、寸劇やパネルディスカッションを通じて、消費者団体訴訟制度と集団的消費者被害回復制度の必要性が非常によくわかるいいセミナーだったとの感想が寄せられました。