KC’sは消費者被害の回復ができる特定適格消費者団体をめざします。
2016年度京都消費者問題セミナー「『科学まがい』にふりまわされないために~それってほんとうに体にいいの?」を開催しました。
2016.10.20(No.10000639)
 2016年10月20日、「コープ.イン.京都」で、「2016年度京都消費者問題セミナー」が開催され、80
名の参加がありました。

 このセミナーの主催は、京都府・特定非営利活動法人京都消費者契約ネットワーク・KC’s・京都生協・京都府生協連の6団体です。また、京都市の後援がありました。
 
 司会は京都消費者契約ネットワークのあざみ祥子理事が務め、KC’sの榎彰德理事長の開会挨拶の後、「『科学まがい』にふりまわされないために~それってほんとうに体にいいの?」と題して、大阪大学サイバーメディアセンターの菊池誠教授よりご講演がありました。
 まず、世間にはあやしい話がはびこっており、それらを総称して「ニセ科学」と呼んでいることや、これまでマスコミを賑わせてきた「ニセ科学」の事例として、血液型性格診断、マイナスイオン、波動、水の結晶、ホメオパシー(いわゆる代替医療)、ゲルマニウム、EM菌や、最近の事例として水素水、放射性物質についてひとつひとつ科学的に解説いただきました。こういったあやしい情報が蔓延している中で、一人一人の消費者が、立ち止まって情報について考える習慣を身につけることが大切だとまとめられました。
 
 その後、適格消費者団体からの報告として、KC’sから健康食品事業者に対する「お問い合わせ」や「申入れ」などの差止請求活動について、京都消費者契約ネットワークから健康食品のチラシ問題、冠婚葬祭互助会のキャンセル料問題について報告がありました。

 また、当日の資料として、食品安全委員会の「いわゆる『健康食品』の検討に関するワーキンググループ」が2015年12月に発表した「いわゆる『健康食品』に関するメッセージ」も紹介され、健康食品を中心に広がっている「科学まがい」について考えるセミナーとなりました。